理事長あいさつ

Message

人を人として
介護する
50年とこれから
~地域と仲間に支えられて~
写真:社会福祉法人 名栗園 理事長 池田徳幸
社会福祉法人 名栗園 理事長
池田徳幸

社会福祉法人名栗園はおかげさまで50年の歴史を積み重ねることができました。飯能市山村部(旧名栗村)の廃校を改築してスタートした法人は、現在埼玉県内において8つの拠点施設を運営するまでになりました。創設者である故石井岱三氏の思いは、地域とのつながりを大切に、福祉サービスだけにとらわれず、地域に貢献できる事業を展開することでした。昭和57年にお年寄りの居場所づくりとして開設した「シルバールームふれあい」は日頃のサークル活動のほかバスレク、食事会、ダンスなどの行事を実施し、多くの方々に利用いただきました。現在は多世代が交流できる「ふれあい交流室なぐりえん」として事業を継続していますが、社会福祉法人名栗園のそれぞれの地域における公益的な取組の基礎になりました。担当職員だけでなく、施設で働く職員にも参加できる機会を増やし、創始者の思いを受け継ぐとともに、社会に貢献している一員としての自覚を持ってほしいと考えています。

一方、利用者サービスについては「人を人として介護する」という法人の基本理念があります。ご利用者の人格を尊重し、施設においても在宅においても、その人らしさを大切にしたサービスを提供しようという思いが込められています。そのためには職員が考え、行動する癖をつけてほしい。「始めなくては何も生まれない」、「失敗を恐れずに、とにかくやってみる。」ご利用者と一緒に楽しみながら仕事をしてほしいと願っています。

つぎに社会福祉法人名栗園の新たな取組を紹介します。次代の名栗園運営を考え、柔軟に対応できるよう若手管理職による経営戦略会議を設置しました。特に人材確保、育成、定着に視点を当てると、働きたいと思える職場環境づくりのためさまざまな制度が生まれました。給与・人事管理制度の見直し、キャリアアップのための資格取得支援制度、福利厚生事業としての様々なクラブ・サークル活動を実施など多種多様です。

高校生から80代まで幅広い年齢層の方に働いていただいており、50代未経験でも介護福祉士を取得した方もいます。「人生100年時代」、働けるうちは是非とも働いてほしいものです。

令和のスタートの年が社会福祉名栗園にとって50年の節目の年であったことは、法人の新たな幕開けを後押しされたような感がありました。これからも地域とのつながりを大切に、社会福祉法人名栗園は事業を進めてまいりますので、ご期待ください。